ワンドの5 - FIVE of WANDS
カードの説明
5人の人物がそれぞれに棒を手にして、争っているような場面が描かれたワンドの5のカード。しかしその服装から、戦争といった大きな争い事ではなく、どちらかと言えば議論の延長の光景だと知ることができます。それぞれに自分の価値観を持ち、また目標や目的を持った者同士の集合だと絵柄は考えられます。他人と本音で語り合うことで、自分自身のことについての気付きも得るという具合です。
カードの解釈
キーワード
競争・切磋琢磨・議論・自身への気付き・ケンカ・排他的・感情的
正位置の意味
恋愛・結婚
略奪愛が成就する。気持ちと行動のギャップ。本音で語り合う。自分に足りないところに気付く。相手を説得できる。相手の本音に気付く。ライバルの恋人を奪う。嫁姑の争いが収拾される。
仕事・金運
選択肢が増えて充実する。いくつかの意見の中から最善策が見付かる。切磋琢磨して全体的なレベルが上がる。協力関係が強化される。腹を割って話せる。勝負事にツキがくる。漁夫の利を得る。
その他
リーダーシップの素質が開花する。真の友情が構築される。競争力が身に付く。自分の本質に気付く。運動能力が上昇する。精神力の強さが身に付く。独りで考える能力が身に付く。等身大の自分をさらけ出せる。
逆位置の意味
恋愛・結婚
理想や認識のズレ。意見が合わず結婚へ踏み出せない。口喧嘩が絶えない。感情的になってしまう。ライバルに想い人や恋人を奪われる。略奪愛に失敗する。浮気が暴露される。婚約が解消される。
仕事・金運
意見がまとまらない。非建設的な議論。結論がいつまでも出ない。場が混乱する。勝手な行動を取られる。定期的な収入の減少や停止。リーダーの不在。競争に敗れる。目的を見失う。貯金ができない。
その他
落ち着きがない。地に足が着いていない。争い事が絶えず人間関係に疲れる。自分の意見がまとまらない。仲間外れになる。弱い者いじめ。感情的になり回りが見えなくなる。言動の不一致。